今年度のウォームビズの取組をさらに広げるため、今回、おもに北部エリアを重点地区とした地方テレビ局14局との連携施策を実施しました。
暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル「ウォームビズ」を推進するため、各局が取組事例を取材・制作してクールビズの実践を呼びかけていきます。
第2弾の今回は、6局(福島県、青森県、富山県、長野県、福井県、石川県)のウォームビズの取組事例をご紹介します!
動画公開期間は終了しました
福島県にある「株式会社 コンピューターシステムハウス」で実践しているウォームビズを取材しました。
空気循環を良くするため、エアコンの吹き出し口にファンを設置したり、社員が保温性の高いフリース素材の衣服を着用するなど、積極的にウォームビズを実践しています。
また、伊達市議会では、地場産業であるニット製品のPRと、ウォームビズの実践を目的に「ニット議会」というユニークな取組を行っています。
「青森トヨペット株式会社」で実践しているウォームビズを取材しました。
震災をきっかけにウォームビズに取り組むようになり、インナーウェアやひざ掛け、ストールなどで工夫をしています。暖房費の削減効果もあったとのことで、職員の節電意識も高まりました。
「十和田パイオニア株式会社」では、従業員がレッグウォーマーやマフラー、手袋などを活用し、「3首」をあたためるなどの工夫を実践しています。また、冬の倉庫作業がとても寒いというスタッフの声を受けて、工場廃熱を倉庫内に送り込み、室温を適正に管理するという取組も行っています。
番組のはじめに、「家庭でできるウォームビズ」ということで、家族がそれぞれの部屋で暖房を使用するのではなく、ひとつの部屋に集まることで、余分な暖房の使用を抑えられるという「ウォームシェア」の取組をわかりやすく説明しております。
また、「オフィスでのウォームビズ」ということで、富山市役所の取組を取材し、セーターやベスト、ひざ掛けなどを活用したウォームビズを紹介しています。
南木曽町役場の「南木曽町ならでは」のウォームビズの取組を取材しました。
南木曽町では、昔から「南木曽ねこ」という、袖がない半纏(はんてん)のような防寒着を着る習慣があり、南木曽町役場では、およそ80%もの職員がウォームビズの取組の一環として着用しています。また、南木曽ねこだけでなく、タートルネックやひざ掛け、腰に巻くタイプの防寒具なども活用しています。
敦賀信用金庫で実践しているウォームビズを取材しました。
敦賀信用金庫では、地球温暖化防止のため、清掃活動やCO2削減に取組む〝エコオフィス宣言″を行っており、数々の環境に関する賞を受賞しています。
室温は20℃を目安に管理し、ひざ掛けやカーディガンなどであたたかく過ごす工夫を行っています。
金沢信用金庫で実践しているウォームビズを取材しました。
店内の各階に温度や職場環境を見守るワーキンググループを設けて、定期的に室温を確認し、全ての支店で室温を20℃を目安に管理しています。
「環境先進都市」を目指す小松市役所も取材しました。
職員はカーディガンやひざ掛けでの工夫を実践し、来庁者にはひざ掛けの貸出しサービスを実施しています。また、来庁閉庁時間の約30分前に空調を止めて、室内があたたかいうちにブラインドを閉め、17時以降の仕事は暖房の余熱を利用するなどの工夫も行っています。
環境省は暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル「WARM BIZ」を推進しています。
「20℃」は目安です。暖房の適切な使用をお願いします。
(身近に温度計を置くことをおすすめします。)
◆ウェブサイトはこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/warmbiz/index.html
「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。
ウォームビズも「COOL CHOICE」の一つです。
未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?
◆ご賛同はこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html