「ちょっとした工夫でおうちも
懐(ふところ)もあったか。 」

今年の冬は、東京都心でも数年ぶりの大雪となったり、寒く感じる日が多いですね。なかなか部屋が暖まらないため、暖房の設定温度を高めにしたい…という人も多いのではないでしょうか。せっかく暖房を使うのであれば、すこしでもお得に暖かくしたいですよね。


■暖房費が高くて…

全国20代〜60代の男女1,357名を対象に「今年の暖房費」について調査したところ、全体の53.7%が「例年よりも暖房費がかかっている」と回答しています。

全国的に寒波や雪など、いつも以上に寒いと感じる日が多かったため、「こんなにかかるの!?」と驚くくらいの費用になってしまった人も多いのではないでしょうか。
まだまだ続く冬の寒さ。今回は今まで紹介した衣服や食事でのウォームビズではなく、「住」をテーマとしたウォームビズを3つ、ご紹介したいと思います。


 ①「カーテン」を上手に使う

窓があると、どうしても冷気が伝わってきてしまいますよね。なんと、全体の熱の約50%は窓から流出しているのです。せっかく暖房を使っているのに、本当にもったいないですよね。

そんな時に上手に使いたいのが、「カーテン」。
厚手のカーテンを閉めておくことで、熱が逃げるのを防ぐことができるんです。裏地付きのものを選べば、空気層が生まれるため保温性もアップ!
また、カーテンの長さも大切。床や窓枠とカーテンの隙間を無くすことで、冷気が部屋に流れ込んでくることを防いでくれますよ。


 ②「断熱シート」でおしゃれにあったか

カーテンを使用するのが難しい窓もありますよね。そういう場合は、窓ガラスに「断熱シート」を貼ってみてはいかがでしょうか。
冬の断熱に特化した商品から、オールシーズン使えるものまで様々。さらに見た目も、透明なタイプもあればステンドグラスのようなデザイン、すりガラスのように外から室内が見えなくなるものもあるんです。

これなら部屋にあわせて、おしゃれに寒さ対策ができますよね。


 ③「サーキュレーター」で空気の流れを

暖かい空気は、上のほうに溜まってしまうもの。暖房を効かせているのに足下が寒い…なんて経験をしたことがある人も多いのでは。
そんなときは、サーキュレーターを使いましょう。

エアコンの風向きは下にし、サーキュレーターをエアコンの真下において、壁や天井に向かって風を送るのが効果的と言われています。扇風機でもいいのですが、空気の流れを作る…という点ではサーキュレーターのほうが機能的にオススメです。


このように、窓から熱を逃がさないようにする工夫や、空気を循環させる工夫をすることで、室温は変わるもの。まだまだ寒い日が続くので、ウォームビズを心がけ、できることから試してみてはいかがでしょうか?
今年度のウォームビズ期間は、2018年3月末日まで。
残りの実施期間も様々な工夫をすることで、暖房時の室温を20℃で快適に過ごしましょう!


■ウォームビズのポイントはこちら!

https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/warmbiz/about/index.html


【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年2月9日~2017年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1358名(有効回答数)


「ウォームビズ」とは

環境省は暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル「WARM BIZ」を推進しています。
「20℃」は目安です。暖房の適切な使用をお願いします。
(身近に温度計を置くことをおすすめします。)
◆ウェブサイトはこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/warmbiz/index.html


「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。
ウォームビズも「COOL CHOICE」の一つです。
未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?
◆ご賛同はこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html


余分な暖房を止めて、みんなでひとつの部屋、場所に集まることでエネルギーを節約するのが「ウォームシェア」。
たとえば、個別の部屋の暖房は止めて街へ出かけて、図書館や博物館、児童館などの公共施設、レクリエーション施設などを利用すれば、全体としてエネルギーの使用量を抑えることができます。
詳しくは「ウォームシェアについて」のページをご覧ください。