
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※グラフの算出条件 : 4人家族(男2人、女2人)/1日大1回、小3回
※出典:省エネ防犯推進委員会「省エネ防犯住宅推進アプローチブック」
1996年頃まではトイレの洗浄水量は13リットルでしたが、1997年には10リットル、2000年には8リットルと徐々に減少しました。さらに、2006年以降には6リットル以下の節水型便器が登場し、2008年には市場の主流となっています。一方で、工業会の出荷データから推測すると、多くの家庭では1970年代から普及した13リットル便器が今も使用されていることが分かります。
6リットルの節水型便器は、13リットル便器と比べて約60%の節水効果があります。
また、節約できるのは水の使用量だけではありません。例えば、4人家族の場合、年間で約45,260リットルの節水が可能となり、その結果、水道代は年間約12,000円の節約につながります。※金額試算:東京都水道局265円/㎥(下水道料金込)
※洗浄水量について
各社の洗浄水量が多少異なるため、標準的なモデルとして、10リットル便器︓⼤10リットル・⼩8リットル、8リットル便器:大8リットル・小6リットル、6リットル便器:大6リットル・小:5リットルで算出。
※出典 : 一般社団法人 日本レストルーム工業会
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水を使うと電気などのエネルギーが使われるので、CO2が発生します。
水をきれいにし、各家庭に運び、最後に下水として処理するためにもエネルギーが使われます。
家庭でもっとも水を使っているトイレの節水をすることは、CO2削減にとても役立つのです。