再エネ情報提供システム「REPOS」のご案内
環境省では、令和2年6月より、全国・地域別の再エネ導入ポテンシャル情報等を、データと地図で可視化したウェブサイト「再生可能エネルギー情報提供システム REPOS(Renewable Energy Potential System)」を公開しています。
REPOS では、再生可能エネルギーの導入ポテンシャルや自然的・社会的状況などのほか、自治体別の再生可能エネルギー導入状況を、ウェブサイト上の地理情報システム(Web-GIS)に収録しており、専用ソフトをインストールすることなく、パソコンやタブレット、スマートフォンから誰でも閲覧することができます。
エネルギー種別情報
本システムでは、太陽光、風力、中小水力、地熱、地中熱、太陽熱の6種類の再生可能エネルギーについて、「賦存量 (*1)」又は「導入ポテンシャル (*2)」を表示することができます。
加えて、自然状況(風速等)、社会状況(特別保護区、都市計画区分等)、防災関連情報(ハザードマップ)など、再生可能エネルギーの導入を検討する際に重要となる様々な情報も収録しており、必要な情報を地図上で簡単に重ね合わせて閲覧することができます。
自治体別情報
「自治体別情報」の表示機能では、都道府県又は市区町村別に、再生可能エネルギー種別ごとの「導入実績」と「導入ポテンシャル」を表示することができます。
- 導入実績・自治体情報:地図(都道府県)
- 導入実績・自治体情報:地図(市町村)
- ポテンシャル情報(CSV)
導入実績と導入ポテンシャルを比較することで、ある地域であとどのくらい再生可能エネルギーを導入する余地があるのかを一目で把握できます。この結果は、自治体の再生可能エネルギー導入計画の策定や更新、再生可能エネルギー発電事業者による開発の可否の検討などで活用されています。
データと報告書
REPOS に搭載している各種データ(導入ポテンシャルや資源量などのGIS(地理情報システム)データ、過年度の導入ポテンシャル調査及びゾーニング基礎情報の報告書、年度別の導入ポテンシャル推計資料等)は、本システム上でダウンロードすることもできます。
REPOS では今後も、これらの機能に加え、再エネポテンシャル情報を更に充実させるとともに、地方公共団体別の再エネ導入実績・再エネ導入目標、地球温暖化対策推進法に基づく促進区域の設定を支援するツールの検討・搭載など、地域の再エネの円滑な導入促進に向けた総合的な情報提供システムとして機能拡充を継続的に図っていき、再エネ主力化に向け、データ駆動で後押ししていきます。