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再エネ情報提供システム「REPOS」のリニューアルについて(令和4年4月1日HP更新予定)

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取組みマニュアル、ツール

環境省では、令和2年6月より、全国・地域別の再エネ導入ポテンシャル情報等を、データと地図で可視化したウェブサイト「 再生可能エネルギー情報提供システム REPOS(Renewable Energy Potential System」を公開しています。

REPOS では、再生可能エネルギーの導入ポテンシャルや自然的・社会的状況などのほか、自治体別の再生可能エネルギー導入状況を、ウェブサイト上の地理情報システム(Web-GIS)に収録しており、専用ソフトをインストールすることなく、パソコンやタブレット、スマートフォンから誰でも閲覧することができます。

令和4年4月1日より、脱炭素社会実現を力強く後押しするため、再エネポテンシャル情報の更なる充実・精緻化、及び改正温対法等も踏まえた地域の脱炭素化の促進に向けた支援メニューの追加など REPOS をリニューアルいたします!

ウェブサイト「REPOS」のリニューアル画面イメージ(令和4年4月1日更新予定)

主なリニューアルポイントをご紹介いたします。

地域脱炭素化促進支援メニュー

従来の「再生可能エネルギーポテンシャルメニュー」に加え、地域における、改正温対法に基づく促進区域の検討や、再エネ導入目標の設定を支援する「地域脱炭素化促進支援メニュー」を追加いたしました。

「地域脱炭素化促進支援メニュー」は、1. 自治体別集計マップ」と2. 地域脱炭素化支援ツールの2つから構成されます。

1. 自治体別集計マップ

「自治体別集計マップ」は、「都道府県別マップ」と「市町村別マップ」から構成されます。
各マップには、既存のポテンシャル情報に加えて再エネの導入実績に関する情報、需要量に関する情報(区域の電気使用量、熱需要量)、関連情報(ゼロカーボンシティの表明、地方公共団体実行計画(区域施策編)策定状況)を提供しております。

(例)ゼロカーボンシティの表明自治体の表示

2. 地域脱炭素化支援ツール

「地域脱炭素化支援ツール」は、(1)促進区域検討支援ツール」、(2)再エネ目標設定支援ツール」、(3)自治体再エネ情報カルテの3つから構成されます。「促進区域検討支援ツール」は、2022年4月時点においては太陽光(建物系)、太陽光(土地系)、風力(陸上)の3種類を提供しています。

(1)促進区域検討支援ツール

「促進区域検討支援ツール」は、ツール上で任意の区域を選択することで、そのエリアの面積・ポテンシャルを取得、なおかつ促進区域に係る省令基準等の自然的・社会的情報を合わせて表示することができ、適地選定に向けた簡易的なゾーニングを支援するツールです。

(例)促進区域検討支援ツールを使用しての促進区域検討イメージの表示
(例)温対法省令基準で一律に促進区域指定対象から除外すべきとされる区域の表示

(2)再エネ目標設定支援ツール

「再エネ目標設定支援ツール」は、自治体区域内の電気使用量や再エネポテンシャル、導入実績等の需給に関する情報を整理することで再エネ導入目標を設定することを支援するツールです。自治体区域内の再エネポテンシャルと導入目標値をビジュアルで見比べながら検討することができます。

(例)再エネ目標検討シートの表示

(3)自治体別再エネ情報カルテ

「自治体別再エネ情報カルテ」は、自治区域内での再エネ導入計画を検討する上で、有用な情報を自治体単位で取りまとめたカルテです。概要版と詳細版を整備しており、ダウンロードして活用が可能です。

(例)自治体再エネ情報カルテ(詳細版 太陽光)の表示

今回のリニューアルでは、上記ツール等の実装の他、再エネ導入ポテンシャル情報の再推計及び精緻化(太陽光・陸上風力)や中小水力発電収入分析データの搭載なども行っており、地域の再エネの円滑な導入促進に向けた総合的な情報提供システムとして、継続的に機能拡充・更新等を検討してまいります。
また、各種ツールの操作説明も含むREPOSに関する利用解説書やサイト内で使用している用語解説書なども準備しておりますので、あわせてご活用ください。

REPOS では、皆様にとってより有益な情報ツール、かつ使いやすいシステムとなるよう、アンケート機能も搭載しておりますので、ぜひご意見等お寄せいただければと存じます。
(REPOS のウェブサイト下部のフッターの「ご意見・お問合せ」ページにアンケートフォームをご用意しております。)

今後ともわが国の再エネ主力化に向け、データ駆動で後押しできるよう努めてまいりますので、引き続き、REPOS をご活用の程、どうぞ宜しくお願いいたします。

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