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NEW2021.07.16

暑い夏のおうち時間を省エネ&快適に過ごすコツを知っていますか?

環境省が推奨する「室温28℃」は、あくまで目安です。冷房時の外気温や湿度、室内にいる方の体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理の取組をお願いしています。「クールビズ」で呼び掛けている「室温28℃」は冷房の設定温度のことではありません。

環境省が推奨する「室温28℃」は、あくまで目安です。冷房時の外気温や湿度、室内にいる方の体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理の取組をお願いしています。「クールビズ」で呼び掛けている「室温28℃」は冷房の設定温度のことではありません。

テレワークや外出自粛が推奨されているため、暑い夏におうちで過ごす時間は長くなる方も多いのではないでしょうか。おうちで快適に過ごすためにも、熱中症などを防ぐためにも、エアコンを使った冷房が欠かせません。効果的な冷房方法で、節電にも気を配りたいですよね。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーの消費生活アドバイザーの和田由貴さんに、賢い冷房方法や暑さ対策のコツを教えていただきました。以下は和田さんのお話です。

和田 由貴(わだ ゆうき)
和田 由貴(わだ ゆうき)

消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。環境カウンセラーや省エネルギー普及指導員でもあり、2007年には環境大臣より「容器包装廃棄物排出抑制推進員(3R 推進マイスター)」に委嘱されるなど、環境問題にも精通する。著書に「暮らしを見直す夏の節電対策」「めざせ!ごみゼロマスター 1ごみはどこから出るの?」など多数。

冷房は連続運転がいいの? こまめに消すのがいいの?

エアコンを使うときに、連続運転と、こまめに消すのとどちらが省エネなのか、迷う人も多いと思います。エアコンの消費電力量は、つけたときにいつでも大幅に増えるわけではありません。室温と設定温度の差に大きな開きがあるときに、大幅に増えるのです。
夏の日中に、おうちでテレワークなどをしているときは、冷房を入れて快適になったからといって、すぐにエアコンを消してしまうと、外の暑さで室温も再び上昇します。室温が上がってしまってからエアコンをつけたのでは、温度差を解消するためにまた多くの電力を消費してしまうため、運転を続けて快適な室温を保っているほうが節電になります。一方で、朝晩の涼しい時間帯は、エアコンを消したからといってすぐに暑くなることは少ないので、連続運転をするよりも節電になる場合があります。室温や時間帯を目安に、連続運転をするか、こまめに消すかを使い分けることが大切です。

冷房とあわせると効果的な暑さ対策は?

室温に大きな影響を与えるのは、日射や外気温ですから、それらが入ってきやすい窓への対策をするのがおススメです。日射対策は、室内よりも窓の外側で行い、窓自体の温度をあげないことが大事です。よしず、すだれ、サンシェードなどをつかって、窓に直接日が当たるのを防ぎましょう。
また、日中は使わない寝室などにも対策をしておくと、部屋に熱がこもるのを防ぐことができます。窓の外側の日射対策をせずにいると、日が沈んでもガラスの表面が熱を持ち続け、部屋が暑くなる原因となるのです。日中にテレワークをしている部屋以外も、日のあたる南側や西側の窓に日射対策をしておくと、室温の上昇を抑えられるので、より効果的に冷房を使うことができます。

エアコンの設定温度はどうやって決めるの?

冷房の設定温度を1℃上げると、約10%の節電になります。できるだけ設定温度を下げずに、快適に過ごせるようにしてみましょう。
でも、控えめといっても、暑いのを我慢して熱中症になっては大変です。そこでエアコン以外の対策も工夫してみましょう。涼しく快適に過ごすためには、人間の体感温度は、気流や湿度、着るものによっても変わります。扇風機やサーキュレーターなどを併用して体に風があたるようにすると、冷房の設定温度を下げなくても涼しさを感じやすくなるのでおススメです。

エアコンと扇風機の組み合わせでより快適に

上下に約100度、左右に約90度の立体的な首振りで、空気を効率よく循環させる扇風機も

上下に約100度、左右に約90度の立体的な首振りで、空気を効率よく循環させる扇風機も

暖かい空気は軽いので、天井にたまりますが、エアコンから出た冷たい空気は重く、床面の近くにたまりがちで、エアコンと対面する壁の下側のあたりに「冷気だまり」ができてしまうことがあります。天井が暑くて、床が寒いという状態のままだと、壁の上のほうに設置されているエアコンは床の温度を感知しにくく、無駄な運転を続けることになりますから、そんなときは、「冷気だまり」に扇風機やサーキュレーターを置き、空気を対流させるとよいでしょう。部屋の中の温度差を少なくして、効果的に冷房を使うことができます。
「冷気だまり」を放置したままでテレワークなどをしていると、必要以上に体が冷えてしまう原因にもなりますから、エアコンと合わせて上手に扇風機やサーキュレーターを使い、空気を循環させながら快適に過ごしましょう。

ほかにもおうちでできる暑さ対策いろいろ

エアコンや扇風機以外の家電や、保冷剤や食材を使ってできる暑さ対策もあります。

LED電球や電子レンジを上手に使う

照明に白熱電球を使っていると、それだけで熱を持ってしまいます。そのため、部屋の温度が上がってしまい、エアコンをつけてもあまり涼しくならないときがあるので、LED電球がおススメです。LED電球なら、省エネになるだけでなく、室温の上昇が白熱電球よりも少ないです。また、料理をするとき、電子レンジを上手に活用すると、直火を使うよりも室温が上がりにくいのはもちろん、短時間で食材の内部まで加熱ができる特長があるため、トータルでの調理時間を短くでき、暑くなりがちなキッチンに立つ時間を短縮できる効果があります。便利な家電製品を調理工程に取り入れることで、暑さを抑えながら快適に過ごせて、節電にもなると思います。ほかに、最新の冷蔵庫は、古い製品よりも発熱を低く抑える設計となっているため、部屋も暑くなりにくく、快適です。

保冷剤で手軽に暑さ対策

体温を下げるのに効果的な体の部位は、動脈が体表近くを通っている首や手首や足首、わきの下や脚の付け根だと言われています。例えば、ケーキを買ったときについてくる保冷剤などをタオルに巻いてわきの下に挟んだりすると、とても涼しく感じられます。最近は、100円ショップなどにも、保冷剤を首に巻いてつけておくための商品などがありますから、利用するのもよいでしょう。

旬の食材を楽しみながら暑さ対策
旬の食材を楽しみながら暑さ対策

旬の食材である夏の野菜や果物には、利尿作用によって体にこもった熱を排出し、体温を下げる効果があります。代表的なものは、ナスやトマトやキュウリやスイカなど。それらを普段の食事に取り入れて、旬の味を楽しみつつ、暑さ対策をしてみましょう。
スイカは普通に赤い部分を食べるだけではなく、皮に近い白い部分をピクルスや浅漬けにすると、とてもおいしく食べられるのでおススメです。野菜や果物は、一般的に皮に近い部分の栄養価が高いと言われていますから、硬い皮の部分をそぎおとして、挑戦してみてください。
また、暑い国で採れるバナナやパイナップル、コーヒーなどにも、体温を下げる効果があると言われています。

最後に

エアコンは、どちらかというと暖房を入れる冬のほうが、室温と設定温度の間に差があり、電気代がかかることが多いものです。冷房の電気代は、温度を低くしすぎないように気を付けていれば、冷房を使わない季節と比べて大幅に上がるものではありません。冷房は熱中症対策にもなりますから、暑さを我慢し過ぎないように、また温度を低くしすぎないように、その日の体調に合った上手な使い方が一番大事です。エアコンをうまく使って、節電にも気を付けて快適なおうち時間を過ごしましょう♬

扇風機画像提供:シャープ株式会社

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