冬は大根で温まろう!(JA全農連携記事)

冬野菜の代表格である大根。おでんや煮物の大根を食べると、身体も心もほんわりと温まります。大根の生産地である三浦市農業協同組合(三浦市農協)共販部の飯島昌祥部長と、野菜ソムリエでもある大内諒子さんに、大根の種類や栄養、身体があたたまるオススメの食べ方などについて、ご紹介いただきました。

――以下、三浦市農協にて、飯島部長と大内さんにお話を伺いました。――

冬の大根は
甘みが増してみずみずしい!

大根は、寒さのピークと同じ12月下旬〜2月ごろに旬を迎えます。この時期の大根は、寒さから身を守るために糖分が増すので、みずみずしくて甘みがあります。また、気温が高い春や夏に生産される大根は、害虫から身を守るために、冬大根に比べて辛みが強くなるのが特徴です。

現在市場に出回っている大根の99%は、葉に近い首の部分が、緑がかっている青首大根です。肉質は柔らかくて料理がしやすく、大きさも1kg程度で扱いやすい品種です。

三浦半島の特産品である三浦大根は、首の部分まで白い白大根の1種です。肉質は緻密で煮崩れしにくく、生で食べると辛いのですが、火を通すととても甘くなります。大きさは青首大根の3倍ほどあり、大きいものでは5kg以上になるものもあります。今でも根強い人気があるのですが、生産量はとても少なくなってしまい、三浦市農協では12月25〜27日の3日間のみ、お正月用として出荷しています。

また三浦市農協が開発した品種として、レディーサラダを生産、出荷しています。見た目がかわいい赤大根で、サラダ用大根として開発しました。



胸焼けや胃もたれを防ぐ
消化酵素が豊富!

栄養面では、大根は消化酵素が豊富に含まれています。ジアスターゼは脂質、アミラーゼはでんぷんの分解を促進し、消化を助けて胸焼けや胃もたれを防ぎます。細胞が壊れると、酵素のはたらきが活発になり、熱を加えると酵素のはたらきが弱くなると言われているので、消化促進を目的とするときは、生の大根おろしで食べることをオススメします。皮付近には栄養分が多く含まれているので、皮が柔らかい旬の青首大根は、皮付きでおろしたほうが良いでしょう。
大根の葉は緑黄色野菜で、粘膜を強くして風邪予防が期待できるβカロテン、カルシウムや鉄などのミネラルなどが豊富に含まれます。



大根の甘みと旨みを堪能できる
みぞれ鍋がオススメ!

食べ方としては、やはり冬はおでんなどの鍋や、煮物が身体も温まるのでオススメです。大根は鍋や煮物の出汁をたっぷりと吸い込みます。どんな食材や調味料と合わせても、ケンカせずに“何色にも染まる”のが、大根の良いところです。どんな種類の肉や魚と一緒に調理しても合いますし、和風はもちろん、洋風のポトフやトマト鍋、カレー鍋にもピッタリです。大根をおろして、トロトロのスープにしてもおいしいんですよ。

※三浦市農協提供レシピ

特にオススメしたいのは、大根おろしを鍋に入れる「みぞれ鍋」ですね。お好みの鍋を作っていただき、最後に大根おろしを入れると、鍋全体に甘みと旨みが増し、とてもおいしくなります。また、鍋の熱が逃げにくくなるので、火にかけ続けなくても熱いままで食べられます。また、大根おろしの水分だけで蒸し煮にすると、ギュッと凝縮した具材のうまみを堪能することができます!

環境省では、ウォームビズの取組のひとつとして、家族や友人と一つの部屋に集まって食事を
とることを推奨しています。
「鍋」は複数人で同じ食事をとることができ、家庭における暖房使用を抑えることができます。
さらに、鍋は身体を温めるだけでなく、鍋から出る蒸気で部屋が暖まるので、暖房の効率的な使用にもつながるんです。
大根を上手に活用して、美味しく、健康的に「ウォームビズ」に取り組みませんか?


———JA全農より、大根を使った「白おでん鍋」イベント開催のお知らせーーー
今年度は新しい鍋として、甘酒を使った「白おでん鍋」を提案するプロモーションを1月の大寒に合わせて行います。甘酒は、「飲む点滴」とも言われ、その栄養価の高さに注目が集まっていますが、吸収が良く身体をすぐに温めてくれる特徴もあります。「白おでん鍋」の大根には甘酒の成分と旨みがしみ込んでいるので、食べれば身体がポカポカに!1月16日(水)に、ふるまい鍋イベントが行われるので、お近くの方は足を運んでみてください。

<イベント開催概要>
日時: 平成31年1月16日(水) 11:45頃より
場所:JAビル4階 農業・農村ギャラリー(ミノーレ)
住所/100-6804 東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル4階
内容:大根と甘酒を使用した「白おでん鍋」と、大根の販売を行います!



「ウォームビズ」とは

環境省は暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル「WARM BIZ」を推進しています。
「20℃」は目安です。暖房の適切な使用をお願いします。
(身近に温度計を置くことをおすすめします。)
◆ウェブサイトはこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/index.html


「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。
クールビズも「COOL CHOICE」の一つです。
未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?
◆ご賛同はこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html


余分な暖房を止めて、みんなでひとつの部屋、場所に集まることでエネルギーを節約するのが「ウォームシェア」。
たとえば、個別の部屋の暖房は止めて街へ出かけて、図書館や博物館、児童館などの公共施設、レクリエーション施設などを利用すれば、全体としてエネルギーの使用量を抑えることができます。
詳しくは「ウォームシェアについて」のページをご覧ください。