エコドライブのための点検・整備！

今回はエコドライブの実施に大きな関係があるタイヤの話です。
皆さん、最近いつタイヤの空気圧チェックをしましたか？
秋も深まるこの時期は、タイヤの空気圧をチェックした方がよいタイミングです。夏の暑さで膨張していた空気が、秋の気温低下によって縮むことで空気圧が下がるため、チェックが必要なのです。

では、空気圧が下がるとどのような問題があるのでしょうか？

タイヤには空気圧の適正値があります。

空気圧が適正値より不足すると、乗り心地が悪くなったりする他、市街地で２％程度、郊外で４％程度燃費が悪化します。（※１）
※１ タイヤの空気圧が５０ｋＰ不足した場合。（２０００ＣＣの乗用車を使用して、実験室で測定。それぞれの走行速度は市街地１５ｋｍ／ｈ、郊外３８ｋｍ／ｈ）

タイヤの適正値は、運転席のドア開口部付近のステッカー表示か、オーナーズマニュアルを確認して下さい。

そして、タイヤの空気圧を点検する際には、エアゲージ（空気圧計）を使用しましょう。

エアゲージを持っていない方、ご自身で点検する自信が無いという方は、ガソリンスタンドや整備工場、カーディーラー、カー用品店等でも測定してもらえます。

なお、タイヤのチェックの他に、エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナエレメントなどの定期的な交換をすると燃費が改善します。

定期的な点検・整備を行うことにより、安全に走行することができるうえ、燃費の改善にもつながります。

まずは、月に１回の定期的なタイヤの空気圧チェックを習慣にして、ますます環境に優しいエコドライバーを目指しましょう。