当サイトでは、これまで6回にわたって「エコドライブ10のすすめ」のうち7つのポイントについてご紹介してきましたが、みなさんはすでに実践されているものはありますか?
(「エコドライブ10のすすめ」の詳細はこちら)
今回は、残り3つのポイントについてご紹介します!
エコドライブ10のすすめの10のポイントの中には、車の操作方法だけではなく運転者の意識や心掛けに関するものもあります。
待ち合わせなどの駐停車中、エンジンをかけたままにしていませんか?
実は、そのアイドリングによって例えば2000ccのセダンで10分間アイドリングを行ったとすると、130cc程度の燃料を消費してしまいます。
また、現在の乗用車ではエンジンが温まるのを待つ暖機運転は基本的には不要(※)です。エンジンが温まるのを待たず、エンジンをかけて準備が整ったら、すぐにふんわりアクセル「eスタート」で発進しましょう。
※マイナス20度程度の極寒冷地を除く。
次に、車の中に不要な荷物をつんだままにしていませんか?
車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。
例えば、100kgの荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。
車が動くとき、積荷や乗員などの重さが増えると、その分発進時に大きなエネルギーが必要になります。そのため、アクセルを踏み込みがちになり燃費に影響してしまします。
また、車の燃費は荷物の重さだけではなく空気抵抗にも敏感です。
スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときには外しましょう。
最後に、エコドライブを実践していくうえで、大切なことがあります。
それは「自分の車の燃費を把握する」ことです。
みなさんは、自分の車の燃費を把握していますか?
もし、普段から燃費はそれほど気にしていないという場合は、自分の車の燃費を把握することを習慣にしましょう。日々の燃費を把握すると、運転結果である自分の燃費を意識することになり、自然なエコドライブの実践へとつながっていきます。さらに、エコドライブ効果も実感することができ、もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
燃費の把握方法は、車に燃費計が搭載されている場合は、燃費計が表示する数値をこまめに確認するなど、有効に活用しましょう。
燃費計が車に搭載されていない場合は、「満タン法」という方法で燃費を把握することができます。
① ガソリンスタンドで燃料を満タンに入れて、トリップメーター(走行距離計)を0にリセットします。
② 次回の給油時も、ガソリンを満タンに入れて、どれだけ給油できたか確認しましょう。
③ ②の給油時に表示されているトリップメーター上の走行距離の値を、給油量で割るとおおよその燃費を算出することができます。
※「満タン」法は測り方によっては、若干の誤差が生じることがあります。
その他、インターネット上の燃費管理サイトやスマートフォンの燃費管理アプリなどを利用することも簡単で便利です。パソコンやスマートフォンなどから簡単に入力・記録ができるので燃費管理を日々の習慣にすることもできます。 平均燃費などを表示できるカーナビもありますので、普段お使いのカーナビの機能を今一度確認してみてください。
COOL CHOICEホームページでは、無料で燃費記録表がダウンロードできる「エコドライブ実践ツール」をご紹介しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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燃費が良くなることを実感できると、エコドライブが楽しくなって日々の継続へとつながります。
未来のために、出来ることからコツコツと。あなたも是非、今日からエコドライブをはじめてみませんか?
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