気候変動の科学的知見の普及に向けた環境省の取り組みについて

はじめに
極端な大雨や記録的な高温など、異常気象が国内外で相次いでおり、気候変動対策は先延ばしにできない状況です。気候変動対策をささえる科学的な知見について、環境省では、分かりやすく発信する取り組みを進めているところです。
国民の皆様へ 小林環境副大臣の解説・メッセージ(概要)
我が国の脱炭素政策は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の科学的知見を基礎としております。
IPCCでは、日本人を含む第一線の研究者らが参加し、公表されている論文に基づき、気候変動の原因の科学的根拠、影響と将来リスクなどを、オープンで透明性の高い査読によって、客観的に評価してきました。
我が国政府は、地球温暖化防止はもとより、経済成長・エネルギー安定供給の同時実現を目指し、今後も揺らぐことなく脱炭素に取り組んでいきます。また、国民の命と財産を守るための気候変動適応策を、政府一丸となって進めています。
これらの政策がなぜ必要なのか、国民の皆様にご理解いただけるよう、気候変動についての科学的知見を、今後もしっかりと情報提供していきます。
令和7年7月29日
環境副大臣 小林 史明
詳しくは動画をご覧ください。

気候変動の科学的知見に関する情報発信の取り組み
環境省では、気候変動の科学的知見や政策に関する情報を分かりやすく発信することが重要と考えており、環境省のホームページにて、情報を充実させるなど、今後も更なる分かりやすい発信をしていきます。
気候変動の科学的知見について関心を持っていただいた皆様の理解に役立てていただくとともに、気候変動対策について考えていただくきっかけとしていただければと思います。