今年の取組事例紹介！！

5月から始まった今年度のクールビズ期間も、9月いっぱいで終了しました。今年も多くの皆様にクールビズを実践いただき、ありがとうございました。
今回は、４つの自治体（埼玉県、石川県、長野県、下関市）が今年度実施した「クールビズ」の取組をご紹介します！

■エコ診断に参加しよう！（埼玉県の取組）

埼玉県では、夏のライフスタイルキャンペーンの一環として、「クールビズ」を呼びかけたほか、チェックシートにより１日に削減できる二酸化炭素の量が実感できる「エコライフDAY」や、WEB上で各家庭の１年間の省エネ効果がチェックできる「埼玉版家庭のエコ診断」のプレゼントキャンペーンが実施されました。
「エコライフDAY」は毎年夏と冬の２回実施しており、今年の夏は県内小中学校を中心に約４７万人の参加がありました。
「埼玉版家庭のエコ診断」は、WEB上で、いつでもどこでもライフスタイルに関する簡単な質問に答えるだけで埼玉県の世帯平均と比較しながら、家庭の二酸化炭素排出状況がわかります。さらに、提案された省エネ対策を選択することで、その効果も見ることができます。
5月1日から6月23日に実施したプレゼントキャンペーンでは、メールアドレスを登録の上、受診された方の中から抽選で20名の方に、県営４水上公園夏季プール共通招待券がプレゼントされました。

（埼玉版家庭のエコ診断チラシ・エコ診断受診イメージ）

「ライフスタイルキャンペーン」詳細はこちら（埼玉県WEBサイト）
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0502/lifestyle.html
「埼玉版家庭のエコ診断」受診ページはこちら
https://www.ecosaitama.jp/

■クールシェアでスタンプラリー！（石川県の取組）

石川県では、7月から9月に「いしかわクールシェア」の取組を平成25年度から県民に呼びかけています。この取組は、県立の施設や市町立の図書館、民間の飲食店やデパートなどに協力を頂きながら、500を超えるスポットで、スタンプラリーやお得なサービスを提供し、スタンプ5つを集めた方には、県内温泉宿泊券や特産品などを抽選でプレゼントしています。
また、同じ時期に、「省エネ・節電アクションプラン」も県民に呼びかけ、取り組んだ家庭をエコファミリーに認定し、「エコチケット」をプレゼントするキャンペーンも実施されています。
石川県ではこれまでに、4万6千家庭をエコファミリーとして認定し、将来的には8万家庭を目指しているとのことです。

（「いしかわクールシェア」チラシ）

「いしかわクールシェア」詳細はこちら（石川県WEBサイト）http://ishikawa-ecolife.jp/approach/home/entry-25.html

■働く女性を応援！女性向けクールビズシャツ♪（長野県の取組）

「信州の暑い夏に、働く女性を応援したい」。そんな想いから生まれた長野県オリジナルのクールビズシャツの発売から一年、今年の夏には新商品が加わって再登場しました。
この取組は、長野県内の高等学校、専修学校、企業が連携して製作し、夏季の省エネルギーを推進するとともに「ものづくりNAGANO」（衣料における地消地産）を若者たちが発信する企画。胸元に県花のリンドウをあしらい信州らしさをアピールした、6種類のデザインがある女性向けクールビズシャツが県内で販売されました。

（女性向けクールビズシャツ一例）

「女性向けクールビズシャツ」詳細はこちら（長野県WEBサイト）
http://www.pref.nagano.lg.jp/ontai/kurashi/ondanka/setsuden/shoene/index.html

■え？クールビズランチ？！（下関市の取組）

下関市では、独自のポスターやチラシ、ホームページによる「クールビズ」の啓発が行われたほか、下関市役所内の食堂にて提供した「クールビズランチ」というユニークな取組が実践されています。
これは、暑い夏を快適に過ごすための工夫の一つとして、「食」をきっかけとしようとするものです。また、地産地消で地元産の食材を積極的に使うことにより、フードマイレージを下げることにも貢献しています。
今回のランチメニューは『ピリ辛！とりチリ丼』！このメニューは、下関短期大学栄養学科の下関「食」ゼミとの協働により誕生しました。
暑い夏は、冷たいものを食べがちなので、あえて温かく辛い物を提案したとのこと。
辛い物を食べると汗をかきます。その汗が蒸発するときに体の熱を奪い、体温が下がります。
一見「本当かな？」という提案に見えますが、実は理には適っているのです。

（しものせきクールビズポスター）

（クールビズランチ『ピリ辛！とりチリ丼』）

皆様もぜひ、来年度の取組の参考にしてみてください！