空気が乾燥する冬は、髪の毛のケアにも気が抜けない季節です。極端な乾燥は、枝毛や切れ毛などの原因になることがあり、髪の毛がごわごわした質感になったり、毎朝のブローでもなかなかスタイリングが決まらない、というようなことがありがちですよね。
ウォームビズでは、暖房時の室温を20℃にすることを推奨していますが、加湿器などを活用して部屋の湿度に気を配ることも大切なポイントです。室温が同じ20℃でも、湿度20%の部屋より、湿度50%の部屋のほうが体感温度が上がると言われています。
では、1月の外気の湿度はどのくらいなのでしょう。
2015年の東京のデータを見ると、1月の最低湿度は16%で、とくに12月〜3月の冬の期間には、湿度10%台の日が連続することも珍しくありません。
また、一般的に空気には、気温が高くなるほど、水蒸気をたくさん含むことができる性質があります。つまり、オフィスなどの室内では、水蒸気量が一定のため、暖房によって室温が上がると、相対的に室内の水蒸気量の割合、つまり、湿度は下がることになります。室内の湿度には、十分に気を配りましょう。
ヘアケアはもちろん、肌の乾燥、インフルエンザや風邪予防などのためにも、身のまわりに温度計と湿度計を置き、加湿器などを活用して湿度を保つよう心がけましょう。ウォームビズで、快適な冬を過ごしてくださいね!
明日に続く……
◆ ご賛同はこちらから
http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html