快適な睡眠には眠る際の体温が大きく関係しており、冷えは睡眠の大敵と言われています。冷え性の人の中には、寝つきが悪いと悩んでいる方もいることでしょう。でも、日中にウォームビズのアクションを実践することが、夜の快適な睡眠につながるということをご存知でしょうか。
たとえば、ウォームビズのアクションの1つとして朝食をしっかり食べることを推奨していますが、このことは内臓のはたらきが活性化され体温アップにつながるほか、体内時計が整い夜の快適な睡眠につながると言われています。
適度な運動も睡眠には必要とされています。運動不足でからだを動かさない習慣が身についていると、適度な疲労感が得られず、なかなか寝付けなかったり、深い睡眠につけなかったりします。ウォームビズで推奨している階段の上り下りやデスクでのストレッチなど、軽い運動でも習慣づけることで、睡眠によい効果をもたらすでしょう。
また、お風呂でしっかりあたたまることもウォームビズ。ポイントは、寝る前に、40℃程度の熱すぎないお湯にゆっくりと浸かり、からだを芯からあたためること。「熱すぎないお湯にゆったり浸かる」この入浴法は、厚生労働省が発表している『健康づくりのための睡眠指針』でも「精神的なリラックス効果に加え、湯に浸かって軽く体温を上げることで(中略)その後の放熱が活発になり、寝付いてから90分前後に深い睡眠を増加させることにつながる」として推奨されています。
ウォームビズのアクションを取り入れることが、快適な睡眠への第一歩ということですね。快眠にも効果のあるウォームビズを、みなさんも実践してみてはいかがでしょうか。
明日に続く……
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