コミュニティサイクルとは、環境にやさしく健康にも良い「自転車」を使った新しい公共交通システムです。歩道など公共空間を利用して、街のいたるところに自転車の貸出場所(サイクルポート)を配置し、事前登録をすれば誰でも低料金で自由に利用することができます。海外では広く普及しており、環境対策のひとつとして日本でも今後の発展が期待されています。
例えばランチに出かけるとき、自転車があれば行動範囲がグンと広がるはず。環境にやさしい交通手段である自転車を、大手町・丸の内・有楽町地区や横浜市、名古屋市などの大きな都市での新しい公共交通手段として活用した試みが、「コミュニティサイクル社会実験」です。コミュニティサイクルは、レンタサイクルの一種ですが、普通のレンタサイクルと違い、借りたところとは違う場所に返せるとても便利なシステム。短時間の利用が無料なのでおサイフにもやさしく、ちょっとした外出にも気軽に使えるのかうれしいところ。
さいたま市と(財)日本自転車普及協会、JTBグループ等の共同事業により、コミュニティサイクルの社会実験を2010年9月25日~10月22日の28日間に渡って実施しました。レンタサイクルと同様に利用できるとともに、都市内に複数の自転車貸出拠点(サイクルポート)を設置し、どのサイクルポートでも自転車の貸出・返却ができる便利なシステムとして利用者から評価されました。
北九州市では、環境首都としてふさわしく、誰もが利用しやすい交通体系を実現するため、今後の都市交通のあり方と短中期の交通施策を盛り込んだ「北九州市環境首都総合交通戦略」平成20年12月に策定しました。コミュニティサイクル事業は、この戦略の一環として、過度なマイカー利用から地球環境にやさしい乗り物である公共交通や自転車の利用促進を図るために「北九州市自転車共同利用支援事業」により、一定の地区内で複数のサイクルステーションに電動アシスト自転車を設置し、24時間どこでも利用、返却ができます。
●概要
北九州市内10箇所にコミュニティサイクル「シティバイク」ステーションを設置し、24時間無人運用を行っています。JRやモノレール、バスなどの公共交通機関と連携し、会員登録をすると、どのステーションでも自由に貸出・返却が可能です。公共交通の利便性を高め、過度なクルマ利用に頼らない新しいライフスタイルに触れるきっかけになっています。
クルマ利用者にも同様のサービスを提供、都心部周辺で駐車し公共交通や自転車で回遊する「パーク&ライド」や「パーク&サイクルライド」の提供も同時に行っています。
・シティバイクとは
電動自転車を使ったサイクルシェアのことで、駅やバス停から目的地までの「最後の一歩」を補完する交通手段として、都市部の中心地域を訪れた市民などに「快適な街中の移動環境」を提供する新しい交通システム。
●環境に優しくて便利。利用できるのは全ての車両!
カーシェアリングとは複数のクルマを多数の人で共同利用する会員制の仕組みです。使った分だけ支払うため、一人当たりの費用負担が安くなるだけでなく、カーシェアリングが普及するとクルマの無駄な利用が減り、省エネルギーやCO2排出量の抑制にもつながります。環境にもおサイフにも優しい、新しいクルマの使い方です。
●カーシェアリングと公共交通の組み合わせ利用を推進
オリックス自動車(株)のカーシェアリングでは、公共交通との組み合わせ利用を推進しています。長距離は電車で移動し、目的地付近からカーシェアリングを利用することで、CO2排出量の削減を実現します。
江ノ島電鉄(株)では、自治体等と連携の上、マイカー来訪者の鉄道への乗換えを促すパーク&ライドに取り組んでいます。
これにより、鎌倉市内の交通渋滞の緩和を図りつつ、更には自動車から排出されるCO2削減を図り、低炭素社会の実現を目指すものです。
なお、当取組は2001年4月1日七里ガ浜パーク&レールライドを皮切りに、現在では全4ヵ所にて展開するに至っています。
●パーク&シャトルバスライドを推奨
Jリーグの清水エスパルスでは、スタジアム近隣の渋滞の緩和及びCO2の削減、利便性の向上の為に、指定駐車場近くにシャトルバスのバス停を設置しパーク&シャトルバスライドを推奨しています。
●シャトルバス利用のために
エスパルスでは、鈴与グループや(社)静岡県バス協会と協力し、シャトルバス利用者に対し、オリジナル花の種やエコバッグをプレゼントする等の利用促進企画を実施してきました。またエスパルスは、2007年よりアウスタ日本平に来場する方々の利便性を向上させるために、「アウスタ日本平・アクセス改善プロジェクト」を実施しており、2010年7月からはシャトルバス内において、小野伸二選手等による「ウェルカムアナウンス」を開始し、シャトルバス利用者の満足度の向上を図っています。
●クラブバスをオフセット(カーボンオフセット エコバス化計画)
エスパルスは2007年12月に「カーボンオフセットクラブ化」を宣言し、ホームゲーム開催時のCO2排出削減に取り組んできましたが、エスパルス選手が試合などの移動で利用する選手バスからも、地球温暖化の原因となるCO2が排出されてしまいます。そこで、サポーターにも参加を呼びかけ、2009年8月に「カーボンオフセット エコバス化」に取り組みました。2009年8月16日の試合当日、限定300口(1口300円)のオフセット参加者を募集。参加者には1口につき、特製エコうちわをプレゼント。1口あたり、CO2・50kgのオフセット証明書が付いており、300口で選手バスが1年間に排出するCO2・15tが相殺されました。
創業60年を機に、環境に配慮したハイブリッドバスを導入しました。「はとバス発 東京を素敵な街にしよう」という気持ちで、現在都内観光コースに投入しています。街を走るこのバスを見た人に環境に対する気持ちが芽生えるようにと、車体は弊社にとっては初めて環境カラーともいうべきグリーンのカラーリングを施し、大きく、「HYBRID」と表現しました。
「カラダステーション」(西武池袋本店 8階=スポーツ売場)は順天堂大学スポーツ健康科学部の内藤久士教授監修による健康サポートコーナー。「スポーツを通じて健康なカラダづくりを目指したい」そんなあなたのご相談に専門知識を持つアドバイザーがお応えします。
●気になるカラダの中身を体成分 分析装置でチェック
【 カウンセリング内容 】
(1)15分基本コース
受付→測定→解説健康運動指導士など専門知識を持つアドバイザーが、個々の体成分、筋肉と脂肪の割合のグラフなどをアドバイスいたします。
(2)30分運動コース
受付→測定→解説→運動提案健康管理士など専門知識を持つアドバイザーが、測定と結果解説に加え、日ごろの運動・身体活動についてアドバイスをいたします。
(3)40分栄養コース
受付→測定→解説→食生活提案管理栄養士・栄養士が、測定と結果解説に加え、食生活の分析結果から、食生活についてアドバイスをいたします。
●専門知識を持ったアドバイザーが、健康なカラダづくりのご提案
その測定結果やカウンセリングシートを基に健康なカラダづくりについてのアドバイスを専門アドバイザーが行います。
●カラダステーション
測定結果を専門アドバイザーが、運動生理学に基づいて分かりやすく解説。運動や身体活動、食生活の提案を通じて、スポーツによる健康なカラダづくりのアドバイスをいたします。
- (1)まずは西武スポーツの一角にあるカウンターへ
カラダステーションメンバーに登録。渡される申込用紙に記入。入会金はもちろんなし。※カラダステーションメンバーへの入会はクラブ・オン・メンバーシステム入会が原則です。 - (2)体成分分析装置「In Body」でチェック
受付表に記入したら、乗るだけの体成分分析装置「In Body」に。見た目では分からない体脂肪量や筋肉量も服を着たまま測定できる。 - (3)測定結果を見つつカウンセリング
「In Body」の測定結果はすぐに分かりやすい表に。それを基に健康なカラダづくりについてのアドバイスを専門アドバイザーが行う。 - (4)いろいろ使えるカウンセリングシート活用法
「運動嫌いだけど痩せたい」、「どんな運動をしたらいいかわからない」などの相談に応え、専門アドバイザーがアドバイスをシートに記入。