湯上がりすっきり! 汗ダラダラにならない「クールダウン浴」

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湯上がりすっきり! 汗ダラダラにならない「クールダウン浴」

気象庁が2016年7月25日に発表した『3か月予報』によると、暖かい空気に覆われやすいため、10月までの向こう3カ月の気温は、全国的に高い見込みとのことです。この夏は、エアコンに頼ってしまう日がまだまだ続きそうです。

暑い夏こそ、お風呂! 体温を下げる効果的な入浴法とは

そんな夏に取り入れたいのが「クールダウン浴」。体温よりやや低めの33~34℃のお湯で、約20~30分間の半身浴をするという入浴法です。
夏は暑さにより体温が上がり、体が火照った状態になっています。そんな状態で熱いシャワーを浴びてしまうと、体温は下がらず汗はダラダラ出続けるように。クールダウン浴をすると、体温はゆっくりと下がっていき、もとの自分の体温レベルに戻すことができるので、入浴後も汗をかきづらく、快適に過ごすことができます。

クールダウン浴 皮膚温の変化(サーモグラフ):大阪ガス「生活情報」より。

クールダウン浴を提唱する大阪ガスによれば、火照った体のままでは、夏バテや不眠など体調不良の原因にもなる可能性があるとのこと。同社商品技術開発部の松本由紀子さんに、クールダウン浴のポイントや注意点を伺いました。
「ポイントは温度設定です。目安はお湯に手を入れて、少しぬるいなと感じる程度がベストです。冷たくて気持ちいいと感じる温度では低過ぎることが多いのでご注意ください。温度が低過ぎると、体調を崩す恐れもあります。風呂給湯器などで33~34℃に温度設定をしていただくと確実です」(松本さん)

風呂給湯器などで33~34℃に温度設定を。

クールダウン浴は、名前のとおり体の深部温度(深部体温)を低下させる入浴法なので、体温の下がりすぎには気を付ける必要があるとのことです。
「半身浴ですので影響はそれほど大きくありませんが、高齢の方やお子さんは、きちんと温度を測る、時間を短くするなど、冷やし過ぎにご注意くださいね」(松本さん)

“冷たい水を浴びればクールダウンできる”と考えがちです。しかし、冷たいシャワーを3分程度浴びても、思ったほど深部温度は下がらないので、体は火照ったまま。結果、入浴後も汗をかきやすくなってしまうそうです。シャワーだけで済ますよりも、クールダウンできる半身浴とかけあわせたほうが、湯上がり直後もその後も快適に過ごせそうです。

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