爽快にドライブを楽しみ、大胆にエコしよう!
「新車に買い替え」のススメ

国沢 光宏
All About「車」ガイド:国沢 光宏
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古い車は燃費が悪く、余計なコストもかかる

CO2削減のために、ダイナミックで楽しいプランとしてオススメしたいのが「車の買い替え」です。古い車は燃費が悪く、CO2排出量も多いもの。それだけでなく、税金がアップしたり、メンテナンスや車検費用もふくらみます。新車は燃費が大幅によくなるので、走るほどに元が取れて、買い替えのコストは思うほど高くありません。エコカーであれば、下取りに出しても優遇されるメリットもありますよ。
ほとんどの新車には、エコドライブで推奨されるアイドリングストップ機能が搭載されています。追突防止の自動ブレーキなど、安全性も圧倒的に高くなる。今まで通りのドライビングでも、自然にエコになるというわけです。

環境にやさしく、運転が楽しい車を選ぼう

買い替えの候補としては、まずエコカーの代表である「ハイブリッドカー」。価格はやや高めのものが多いですが、7~8万km走れば減った燃費分で補えます。走行しながら充電もできるので、古いガソリン車と比べ、燃費が半分になることも。もちろんそれは、CO2削減につながります。

長距離ドライブが多いなら、「クリーンディーゼル車」もいいですね。燃費はハイブリッドと変わらず、走りも楽しい車です。購入のコストを抑えたい方には「軽自動車」、軽より少しパワーがほしければ、ガソリン車で1,200~1,300ccの「コンパクトカー」もオススメです。ガソリン車でも新車ならCO2排出量が20~30%減って、燃費もはるかによくなるので、買い替えする価値があると思います。

エネルギーの大部分を自給自足することも可能に

今はまだ車種が出揃っていませんが、これからは電気自動車にも注目です。最近、ガレージの屋根に太陽光パネルをつけるシステムも登場し始めていますね。自宅で発電した電力を、車の充電が必要ないときは家電にも使うことができれば、エネルギーの大部分を自給自足することも可能になるでしょう。

また、余った電力を電気自動車の蓄電池にためておき、家庭用電力として利用できるものもあります。停電などの非常時にも安心で、自然エネルギーを利用した、とても効率のいいエコ活動だと思います。

環境に配慮した車選びで、カーライフをもっと楽しく

エコカーの購入には、減税や補助金などのサポートもあります。エコカーを運転してみると、まず音が静かで走りは滑らか、とても清々しい気分でドライブをより楽しめるようになります。自分のお財布や走り方に合わせて、新しい車にわくわくしながら、同時にCO2排出量が減らせたら最高ですよね。

「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?

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この記事を書いた人

国沢 光宏
All About「車」ガイド:国沢 光宏

自動車ジャーナリスト。オートファッション、ベストカー、カートップなど、多数の自動車専門誌で執筆。新車記事から、クルマ選び、ドライビングテクニック、業界ニュースなど、広く深く掘り下げた記事が好評。