CO2削減のために、いまできるコト
~お手頃な価格で必要なモノが使える
賢い「シェア」で省エネも実現!~

矢野 きくの
All About「節約」ガイド:矢野 きくの
  • ライフスタイル

カーシェアリングに代表される「シェア」の拡大

ここ数年、「シェア」という言葉をよく聞くようになりました。自分ではモノを持たず、他の人と共有して使うということなのですが、最近ではさまざまなシェアサービスが生まれています。暮らしの中で上手に使えば、安いコストで必要なモノを使うことができ、省エネにも役立ちます。

「シェア」が一般的になってきたのは、カーシェアリングやシェアハウスなどが考えられます。特にカーシェアは、あちこちのパーキングで目にする機会が増え、使いやすい環境が整ってきたので、暮らしの中で浸透してきた感がありますね。

みんなで共有することで省エネにも役立つ

「シェア」を選ぶ方は、便利さやコストを重視していると思いますが、省エネが実現できる効果もあります。例えばカーシェアなら、自動車の保有台数や走行距離が減ることでCO2の削減につながります。シェアするときは、エコカーなど省エネ性能の高い車をチョイスすれば、さらに環境にやさしくなりますね。

また、若い方に人気のシェアハウスやシェアオフィス、シニアが集うグループホームといった居住空間のシェアは、冷暖房をまとめられるので省エネ効果が高いでしょう。シェアハウスは一軒家の再利用以外に、数十室を備えるような大型の物件も増えてきました。手軽でオトクに住居を探せるだけでなく、共感できる仲間とコミュニティを作る場としても注目されています。

モノのシェアはゴミを減らし、ムダをなくす

モノのシェアやリユースも進んでいます。昔から、晴れ着のレンタルなどはありましたが、最近は、普段着のファッション・シェアリングなど、身近なモノもシェアできるサービスが増えています。また、個人同士によるリユースも活発です。オークションサイトやフリマアプリを利用して、サイズが小さくなった子供服など、使わないものを処分した経験がある方も多いのでは?

世代によっては、リユース品に抵抗感もあると思いますが、特に若い方は積極的ですね。モノのシェアやリユースが広まれば、不用品として捨てられるゴミが減ります。焼却など処分に必要なエネルギーの削減が可能になるでしょう。また、過剰な商品の生産が抑えられるなど、社会全体での省エネ効果も期待できます。

「所有したい」から「身軽でいたい」への変化

モノや空間を買って所有するということは、コストの負担、収納、管理、最終的な処分といった責任が伴います。それがステイタスだった時代もありましたが、今は面倒という方が増えているように思います。シンプルなライフスタイルを好み、いつも身軽でいたいということかもしれません。

このように最近では、「持たない暮らし」も可能になっています。ただ、ひんぱんに使うものや、長く使うものは、遠い先まで考えると自分で持つ方が結局トクになることも。環境と金銭のバランスを見て、何をシェアするのか自分ならではの基準を持ち、賢く選んでほしいですね。

「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?

◆ご賛同はこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html

 

この記事を書いた人

矢野 きくの
All About「節約」ガイド:矢野 きくの

家事アドバイザー・節約アドバイザー。女性専門のキャリアコンサルタントを経て女性が働く為には家事からの改革が必要と考えて現職に。家事の効率化、家庭の省エネなどの話題を中心に、テレビ、新聞、雑誌や、講演会にて活躍中。便利グッズの開発にも携わる。