Fantastic Night ~あかりを消すと広がる世界~
<第2回>地球にも、体にも優しい「ライトダウン×入浴」のススメ

COOL CHOICE編集部
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<第2回>地球にも、体にも優しい「ライトダウン×入浴」のススメ

数年前に話題となった「暗闇入浴」が、再び注目を集めています。名前の通り、バスルームの照明を消して入浴することで、通常の入浴よりもリラックス効果が期待できるなど、ハマる方が増えているのだそうです。

当たり前のようにつけていた照明を消してみない?

「夏至ライトダウン」や「クールアース・デー ライトダウン」など、普段使っている照明を消すことで日常生活の中で地球温暖化対策を実践するきっかけとなるイベントは、すっかりおなじみになりました。

「暗闇入浴」の場合、“通常の入浴よりリラックスできる”“目の疲れが取れる気がする”という理由で楽しまれていますが、これも立派なライトダウン。当たり前につけていた照明を消すことで、楽しみながらCO2削減にも貢献できるのです。

また、ライトダウンして過ごす夜の楽しさを見つけたり、星空に目を向けたりと、今まで気付かなかったことを発見できたという方は多いことでしょう。

ちなみに、照明を1時間消した場合、白熱電球1灯なら年間で約9.6㎏のCO2削減と約430円の電気代の節約になります。同様に、蛍光ランプ1灯ではそれぞれ約2.1㎏と約100円、LEDランプ1灯では約1.6㎏と約70円となります。

試してみよう、「ライトダウン×入浴」

「ライトダウン×入浴」のやり方は実にシンプル。38〜40℃くらいのぬるめのお湯をバスタブに張ったら、あとは照明を消すだけです。キャンドルなどをつけてもいいかもしれません。
暗くしてしまうだけに足元にはご注意を。つまずいたり、滑ったりしそうなものは事前に片付けておくといいかもしれません。また、気持ちいいからといって湯につかったままウトウトしてしまうと、溺れてしまう可能性も。眠くなってきたら切り上げ時ですよ。特にキャンドルを使う場合は、火の管理にご注意ください。

オフィスでのパソコンを使った作業やスマートフォン操作など、モニターを長時間見つめることで、ドライアイの症状が起こりやすくなります。入浴して加湿することで、症状の緩和が期待できます。また、ぬるめのお湯に入浴することや暗めの部屋で過ごすことによって、副交感神経を優位にする効果も考えられます。副交感神経が優位になれば体がリラックスし、快適な睡眠が得やすくなるので、夏は寝苦しくて眠りが浅くなりがちという方も、しっかりと体を休めることができるでしょう。

さらに、お好みで入浴剤やアロマオイルなどを入れたり、手や足をマッサージしたりするのもいいでしょう。1日の終わりのリラックスタイムの過ごし方は人それぞれですが、一度「ライトダウン×入浴」を実践してみてください。

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