こんにちは!日差しが強くなり、汗ばむような陽気の日も多くなってきました。日焼け止めの広告をテレビや街で見かける季節ですね。
部屋に差し込む直射日光で室温が上がってしまうのを防いでくれるのが、「グリーンカーテン」。ゴーヤ、キュウリ、ヘチマやアサガオなど、つる性の植物をベランダや軒下につたわせるなどして直射日光を遮り、家のまわりの表面温度を抑えます。また、栽培した夏野菜を食べることで、体温を下げる効果も期待できますよね。
(グリーンカーテンとは:http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/green/)
グリーンカーテンは、日差しの熱エネルギーを約80%カットする効果があると言われています。
茂った葉は直射日光を遮るだけでなく、窓付近の地面や壁からの放射熱を抑えてくれます。また、根から吸い上げた水を葉で蒸散させるとき、気化熱として周りの熱を奪って温度を下げる効果も!
全国20〜60代の男女1,336名に調査したところ、
「家でグリーンカーテンをつくったことがある人」の割合は、全体では13.0%。180cm四方のネットに這わせたグリーンカーテンは、実などを含めておよそ30kgの重さになるため、設置の手間を考えると、知ってはいても面倒に感じる人が多いのかもしれません。
男女・年代別で見てみると…
女性(10.8%)よりも男性(15.2%)のほうが経験者が多く、20代男性ではおよそ4人に1人、30代でも2割弱がグリーンカーテンを実施していることがわかります。意外な結果ですが若い男性を引きつける魅力とは何なのでしょうか。
また、地域別で見ると…
四国や九州・沖縄といった西南エリア、また首都圏では実施率が高く、東北や東海地方ではあまり行われていないという結果になりました。
グリーンカーテンは、しっかり葉が茂らないと効果が見込めません。暑い夏に間に合わせるためには、梅雨入り前のこの季節から取りかかるのがベストです!
徐々に上がる気温とたっぷりの雨を受けて、植物はすくすく成長します。
苗が多く販売されている季節ですので、ぜひ今年こそトライしてみてはいかがでしょうか?
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年4月21日〜2017年4月24日
対象:全国20〜60代男女1,363名(有効回答数)