あなたは「認める派」?
「認めない派」?
今年も6月1日に、新卒採用の選考が解禁されました。電車や街中で、リクルートスーツを着た就活生を見かけることも多いのではないでしょうか。
中には30℃越えの真夏日に、ジャケットまでしっかり着て、暑そうに汗をかいている人も…。見ているだけで、こちらまで暑く感じてしまうこともありますよね。
■就活生にも「クールビズ」を導入?
多くの企業・団体では「冷房時の室温28℃で快適に過ごす」取組として、クールビズを導入していますが、では、就活生のクールビズについて、世間の方はどのように思っているのでしょうか。
全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「就活生の夏場の服装」について調査したところ、全体の54.0%は「クールビズでいいと思う」という結果が出ました。
半数以上の人は、いくら就活中とはいえ、真夏にきっちりリクルートスーツを着る必要はないと感じているようです。
より詳しく、男女・年代別で見てみると、もっとも「クールビズでいい」と思っているのは、最近就活を経験したであろう20代。やはり自分たちもリクルートスーツでの就活が暑く、辛かった記憶が鮮明にあるからなのでしょうか。
実際、夏場に就活をしていた人に聞いてみると、「熱中症になりかけた」、「暑さで立ちくらみが起きた」という声もありました。 もしも体調を崩してしまったら、面接どころではないですよね。
地球温暖化対策と同時に、暑さ対策、健康対策のためにも、就活生にもクールビズを導入し、「リクルートスーツを着用するべき」という常識を考え直しても良いかもしれません。
■「クールビズでいい」と言われても…
最近では、「軽装で来てください」、「クールビズでお越しください」と案内する企業・団体も増えています。
それでも就活生からすれば、「周りの人がみんなスーツを着ていたら浮いてしまうのでは」、「服装で減点されるのではないか」と、どうしても不安になってしまうもの。
「軽装やクールビズの指示があっても、上着・ネクタイ着用がマナー」という考えは根強く、結果、リクルートスーツ姿を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
一方で、採用側では選考活動の実施期間においてクールビズを実施している場合には、学生に対して服装の取り扱いを周知するという動きがあります。
案内に「ノージャケットノーネクタイでお越しください」と具体的に書いてあったりしたら、実行しやすいかもしれません。
気象庁の長期予報(5月24日発表)によると、「今年の夏は全国的に例年よりも暑くなる」という見通しだそうです・・・。
「夏は、就活生にも、クールビズ!!」が定着するといいですね。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年4月21日〜2017年4月24日
対象:全国20〜60代男女1,363名(有効回答数)
「クールビズ」とは
環境省は冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取組を促すライフスタイル「COOL BIZ」を推進しています。
「28℃」は目安です。冷房時の外気温や湿度、建物の状況、体調等を考慮しながら、無理のない範囲で冷やし過ぎない室温管理の取組をお願いします。
◆ウェブサイトはこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/coolbiz/
「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。
「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。
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◆ご賛同はこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html