2019.03.18

「Non温暖化！こども壁新聞コンクール」優秀賞発表！（１/２）

COOL CHOICE編集部

優秀賞５組のうち３組をご紹介！

地球温暖化対策の国民運動「COOL CHOICE」の一環で、全国の小学生を対象に募集を行った「Non温暖化！こども壁新聞コンクール」。３月９日（土）、「Non温暖化！省エネ家電推進大使」で女優の「のん」さんを迎えて、表彰式を行いました。
優秀賞は、山本直実さん/中島日茉莉さん/小林駿太さん・小林良輔さん/石川咲希さん/朝比奈未夢さん・鍋島佳奈美さん・比江嶋綾香さんの５作品８名が受賞しました。
この記事では５作品中３作品を、次に続く記事では残る２作品をご紹介します。

読みやすさ・表現の上手さが光った山本直実さん

岡山市立庄内小学校６年生山本直実さん（岡山県）の作品は、「エネルギーを守ろう！自然を生かそう！新聞」。筆跡が整って読みやすく、「自然」を緑色、「生かそう！」を赤で書き分けるなど、壁新聞に求められる見やすさを的確に備えていました。審査員からも「字が丁寧で、要点に赤線を引くレイアウトが素晴らしい」、「理解した内容を自分の言葉で表現し、身近な例を示して非常に分かりやすい」と高く評価されました。

自作の模式図が衆目を集める！

山本さんは、地球温暖化のメカニズムとその結果起きることを、壁新聞の上方に大きな模式図で表しました。そして新聞の下方３分の２ほどのスペースを使い、調べたことや自分の意見を表現。のんさんは山本さんの作品を、「地球温暖化による問題が模式図になっているので、ぱっと見たときのアイキャッチ力があります。そこから興味が湧いて、下の方の記事を読むようになっているし、下の記事の内容も興味深いので、すごくまとまった丁寧な壁新聞ですね」と絶賛していました。

小学校１年生の快挙！中島日茉莉さん

神戸市立糀台小学校１年生中島日茉莉さん（兵庫県）の「しろうよ！！ちきゅうおんだんか」。優秀賞受賞者中、最年少ながら堂々と登壇し、きちんとお辞儀して賞状・トロフィーを受け取りました。中島さんの壁新聞は、スペースいっぱいにぎっしり書いた、頑張りの見える力作。審査員からは「１年生が作成した壁新聞とは思えないほどの出来栄え」、「自作の絵、その色づかい、赤線での強調が素晴らしい」とほめられました。

私も、みんなも、「ちきゅうをすくえるかも」！

大量の文章を、ほとんど平仮名で、一生懸命書いてくれた中島さん。電気やエネルギーを要する家電・行動など、要点を表現した自作の絵は、アイコンと呼べるほど完成度の高いイラストでした。のんさんは、「自分で出来る温暖化対策を、『ちきゅうをすくうだいさくせん』と表現しているのがいいですね。早寝早起きをするとか、家族と同じ部屋で過ごすとか、環境に配慮して自分の生活も豊かになる大作戦だと思います。これで地球を救えるなんて嬉しい、と心温まりました」と共感していました。

兄弟の努力が実を結んだ！　小林駿太さん・良輔さん

受賞作品中、唯一の兄弟での受賞となった、座間市立立野台小学校５年生小林駿太さん、２年生小林良輔さん（神奈川県）。興味を広げて、いろいろなことを調べている点が評価されました。名前を続けて呼ばれると、２人並んで表彰台に登り、まず駿太さんが賞状を受け取りました。それつづき良輔さんに、のんさんがトロフィーを授与。そろって記念撮影のフレームに納まりました。

「しんきゅうさん」を中心にした構図に称賛集中！

小林さんたちの作品「見て知ってECO新聞」は、環境省の省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」のキャラクターを、中央にどんと配置した目をひく構図。「訴求ポイントの構成が絶妙」、「手書き漫画が秀逸」と審査員に絶賛されました。のんさんも「このしんきゅうさんにまず目がひきつけられるのが、すてきだなって思いました。新聞って硬いイメージがありますけど、書く人の人柄が見えるこういう作品には心をつかまれますよね」と見とれていました。