「Non温暖化!こども壁新聞コンクール」佳作発表!(1/2)
佳作10作品のうち、5作品をご紹介!
地球温暖化対策の国民運動「COOL CHOICE」の一環で、全国の小学生を対象に募集を行った「Non温暖化!こども壁新聞コンクール」。3月9日(土)、「Non温暖化!省エネ家電推進大使」の女優「のん」さんを迎えて、表彰式を行いました。佳作に選ばれた10作品を2回に分けて、5作品ずつご紹介します。
丁寧な字と楽しいイラストでダイレクトに伝わる!鈴木 種佑さん「ちきゅうとなかよししんぶん」
大網白里市立大網東小学校1年生鈴木 種佑さん(千葉県)の作品は、のびのびと書いた、大きく読みやすい字が印象的でした。イラストも、描こうとしているものの特徴をよく捉えており、暑くなった地球のTシャツを着て、熱冷まし用のシートを額に貼った子どもの絵など、着眼点の鋭さとセンスのよさがみなぎる仕上がり。審査員からも、「絵が楽しい」、「お母さんが節電に普段から努力していることに、この壁新聞を作る過程で気づき、理解したのがよい」と評価されました。
ユニークな視点と確かな調査が光る!小野 葵生さん「地球をさまそう新聞」
柏市立中原小学校5年生小野 葵生さん(千葉県)の作品は、それぞれの小見出しに別の色・デザインを使う、文章のまとまりごとに空間を空けるなど、配慮の行き届いた読みやすい壁新聞に出来あがっていました。日本の環境政策だけでなく、住んでいる千葉県の政策も調べるなど、積極的な姿勢も印象的です。審査員からも、「地元の『千葉県地球温暖化対策実行計画』を調べて身近な内容としている点が秀逸」、「統一省エネラベルに気づくなど、自分目線の訴求がよい」などと、その独自性を評価されました。
構成のメリハリと大胆な絵柄が人目をひく!上江洲 響さん「みんなで守ろう地球の環境」
宜野湾市立嘉数小学校からは、3作品が入賞しました。まずは1作品目、6年生上江洲 響さん(沖縄県)の作品は、大きなイラストでスペースを大胆に確保し、要点を目立たせる工夫と、詳細な数値を小さな字で書き込み、情報量を増やすテクニックとを両立させた、構成の上手さが光っていました。イラストも訴求事項をしっかり打ちだし、簡潔にして的を射たアイコンとなっています。審査員からも、「大胆な構図でインパクトが出せており、ついつい注目してしまう壁新聞だ」と好評を得て、また、3R(リデュース、リユース、リサイクル)についても記載されている点も評価されました。
要点の押さえ方と優しい色合いが特長!名嘉真 遥音さん「地球を守ろう新聞」
宜野湾市立嘉数小学校2作品目、6年生名嘉真 遥音さんの作品は、柔らかいパステルカラーの取り合わせが魅力的です。キーワードを別建てにする、縦書きが基調の中に横書きを効果的に使うなどの工夫が、読みやすさ・分かりやすさにつながっています。審査員からも、「手書きの絵とその色づかいがよい」と称賛されました。また、お母さんコメント「こわれるまで使いたいけど、ある期間を境にかいかえるのも必要」は、まさに、しんきゅうさんの「もったいないが、もったいないのじゃ」をうまく伝えられたからこそ得られたコメントですね。
見出しの明快さと地元の問題への意識が際立つ!屋良 妃香さん「地球温暖化について沖縄のサンゴがピンチ!」
宜野湾市立嘉数小学校3作品目、6年生屋良 妃香さんの作品は、個性的な配色と、それに起因する読みやすさが印象的です。項目ごとに色を変える、小見出しのレイアウトを「ピンチ!」の所のみ変更するなどの工夫のおかげで、パッと見て内容をつかめる壁新聞となっています。審査員からも、「レイアウトが個性的。見出しがはっきりしているので読みやすい」と高い評価。また、「身近な『沖縄のサンゴ』問題を例に挙げ、地球温暖化対策の必要性を訴えている」、「沖縄に住む人の切実さが伝わる」点も評価されました。
その他会場の様子や受賞作品のご紹介
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